プライドゲーム
外は真冬だってのに、人で溢れた店ん中は暑いくらいだった。 ゲームの途中で脱ぎ捨てたシャツを寄せ、椅子に腰をおろすと冷えたソーダを煽る。 快勝の余韻がゆっくりのどを滑り落ちてく感覚を心ゆくまで味わった。 「調子イイねぇ」 「よぉ、ジョージ。今夜は繁盛してんじゃねーか」 「今日だけじゃないよ、ここんところずっとこんな感じさ。おかげで麻生とゲーム出来やしない」 「あのなぁ、いくらダチっつっても俺は客で、おまえは店員だろ? それがフツーじゃねぇのか?」 肩をすくめて冗談じゃないという顔になると、壁に貼ってあるポスターを指してさらに苦々しげな顔になる。 「接客態度について麻生から文句を言われるとは思わなかったよ。でもさぁ、客集めのタメって言っても、イブにやんなくてもいいと思わない?」 「おいおい、だから店員がそれ言うのかよ?」 「お陰で休日出勤だからさ、ボヤキたくもなるって。オンナノコとデートする予定がパーだ」 「エントリーはどんなもん?」 「はじめはあんまり多くなかったんだけど、優勝賞品をゴーカにしてからカノジョと予定がない野郎の申し込みがぞくぞくと入ってる」 「珍しく辛辣だな。でも、ま、集まってんなら良かったじゃねぇか」 「だから良くないんだって。練習しに来る客が増えて目がまわるくらい忙しい」 そう言いながら、おどけて瞳をくるっと回している。 「今夜は何時までいる?」 「あ? あー……そうだなぁ」 携帯電話を取り出すと薄く開いて時間を確認した。 今日は別にあいつと予定があるわけじゃねぇし……。 「アップまで待っててよー。コテンパンに負かしてスッキリしたい」 「言うじゃねーか。よっしゃ、受けてたってやる」 「それでこそ麻生。その台まかすからテキトーに撞いてて」 「オッケー」 ひらひらと手を振って戻っていくジョージと入れ違いに、この頃よく見かける客が近づいてきた。 「よぉ、いま空いてる? ゲームの相手さがしてんだけど」 「いいぜ」 キューを持ち上げながら立ち上がる。 見てた限りじゃレベルは同等、暇つぶしにはもってこいだ。 「麻生おまたせー……っと、その様子」 「ジョージ、あれの申し込みまだ受付てんだろ? そうだよな!?」 「あ、あぁ、まだトーナメントも組んでないし……って、まさか出る気かい」 「出る」 「二十四日だぜ? イブ! カノジョさんほったらかしにしていいのかよ」 「わぁってるよ……けど出る。もう決めた」 「そんなに負けたのが悔しいかい」 「それは……」 それだけじゃねぇ。 「絶対に優勝してやる。ジョージ、さっさと始めるぜ」 「……オーケイ」 一分でも無駄にしてられっか。 さっきのヤツに負けたのは、それは仕方ねぇ。 けど帰り際のあいつのセリフ……。 これは俺のプライドだけの問題じゃない。 イブの日はすずと会う予定はいってるけど、なんとか納得してもらって、それまでの二週間なんとか……。 少し離れた壁に貼ってある告知ポスターを睨み付ける。 『クリスマス・ハウストーナメント』 物好きな経営者が思いついていい迷惑だとジョージは不満げだったし、俺もついさっきまで興味はあったものの出るつもりなんかさらさらなかった。 エントリーフィーは三千。 優勝賞金は三万、それに後から付け加えられたジョージ曰く“ゴーカ賞品”。 それにそそられた訳じゃねぇ。 とにかくヤツに勝って言い分が間違ってるって認めさせてやる。 俺のクラスならエントリーの面子も大体は想像がつく……さっきのヤツ以外に相手になるやつはいねぇ、絶対に優勝してやる。 “イブまで会えないって……イブも会えないって何で!?” 想像はしてたけど、不満そうな声が耳の中で響くと胸が痛んだ。 「悪ぃ」 “だから何で? 麻生くん、ちゃんと理由を言ってよ” 「それは……言えない」 “じゃあ、あたしも納得できない” 「だから悪いって」 “……二週間も会えないのに、それだけ? 麻生くんにとってあたしはそれだけの存在?” 「違うっ、そうじゃなくて」 おまえを大事に思ってんのはわかってるだろうが。 喉まで出掛かった言葉を飲み込んだ。 付き合ってからそろそろ一年たつけど、そういうことをサラッと言えるほど性格が変わってる訳じゃねぇ。 ダチから女だと認識が変わっても、どんだけ大事な存在でも、染み付いた基本が押し留める言葉だってあるんだよ。 だからあのトーナメントにも出る事にしたんだし、その理由を今は説明できねぇってだけで。 “あっそう” 時間にしたらほんの僅かな間かもしれない沈黙のあと、怒りと不満を押し込めた声が聞こえてきた。 “……わかりました” 音がしなくなったと同時に切れた電話をしばらく見つめてから、ソファーに放り投げて天を仰ぐ。 すずがああいう声を出した時は掛けなおしても無駄だ。 感情を素直に表に出す分、ただ静かに言い放った時はかなり怒ってるか、無理をしてるかのどっちかだって事は一年で良くわかった。 自分がうまく言葉にできねぇせいだってわかってる。 それで何度か喧嘩にもなった。 髪をかき上げながら込み上げる不甲斐なさに沈みはじめた。 こんな時あいつらなら何て言う? ……そもそもあいつらなら、こんなやり方でプライドを保たなくてもいいんだろうけどよ。 「そんな顔して撞くくらいなら、さっさとカノジョのところに行けば?」 「うるせーな、おまえの番だぞ」 「はいはい、今日も麻生はご機嫌ナナメだねー」 「だから、うるせーって」 肩をすくめて言葉を受け流すと、俺が決められなかった玉を軽く落としていく。 そんなジョージの姿をぼんやり眺めながら、手元の携帯電話をもてあそんだ。 わかりました……そう宣言した通り、あれ以来すずからは一件の電話もメールすらない。 一週間、すずで埋め尽くされてた履歴が少しづつダチ共に変わっていくのを、指を咥えて見ている事しか出来なかった。 今この指を少し動かせば簡単にすずに繋がる。 繋がったらあいつは何て言う? それ以上に俺は何て言えばいい。 「っと、ここで外すとはねー」 浮んでこない言葉にかけていた指をそっと外した。 「今日はポケットに嫌われてるかな、はっははー」 今回こそは嫌われちまったかもな……。 それも当然か。 理由も告げないまま一方的にしばらく会えないなんて言えば、どんだけ理解ある彼女っていっても怒るよな。 それもイブは付き合いだした日だ。 あいつがどれだけ楽しみにしていたか、よくわかってる。 理由を今さら説明しても言い訳にしか聞こえないだろう。 「麻生の番だよ……おーい?」 「んあ?」 「麻生の番だけどさー、そんな顔してるくらいならゲームなんかしてないで、電話すればいいだろう」 「……っせーな」 「会いに行くとかさ……おっと、その必要なくなったねー」 「はぁ?」 目の前に影を落としているジョージの姿を見上げると、視線は俺を越えてさらに後ろを見ていた。 その視線を追って振り向く。 「すず!?」 入り口できょろきょろと辺りを見渡している姿をとらえた瞬間、自分の口から漏れる声を抑えることが出来なかった。 「な、んで」 「はいはい、いいから行って来いって」 言われなくても……。 この時間帯はバーで酔っ払いはじめる客もいるし、ただでさえ男が多い店の中で、あいつを一人にしておけるかって。 足早に向かう俺の背に、ジョージがテーブル上の球を片付けだす音が届いた。 「あっ、麻生くん!」 俺を見て顔を輝かせるすずの手を取り、無言のまま手近なテーブルに引っ張ると、椅子に座らせた。 「おまえ、こんな時間に一人で出歩いてんじゃねーよ」 「だって、会いたかったから」 「……っ」 「ここに来れば……いると、思って……」 声がだんだんと小さくなり、顔もうつむき始める。 「にしても、俺を呼ぶなり」 「電話、この前ケンカしたまま切っちゃったから、掛けづらくて」 「あ」 そうだ、俺が怒らせた。 こんな風にすずを責める資格なんかねぇ。 バーから届く重低音と球同士がぶつかる固い音が混ざって、テーブルに圧し掛かってくるようだった。 会いたいってわざわざ来てくれたすずが、黙ったままうつむいている。 そんな思いさせたかった訳じゃねぇのに。 「……俺が悪かった」 「あたしも、ゴメン」 「おまえが謝ることじゃねーだろ。俺が理由も言わねぇで“しばらく会えない”なんつったから」 「麻生くんが理由もなくそんなこと言わないってわかってるのに、あんな態度とっちゃって悪かったなって思ったから、素直に謝っただけでしょ」 同時に口を閉じて、同時に吹き出した。 「なぁ、何か飲むか?」 「うんっ」 「バーにジュース系一通り揃ってるぜ、奢るから」 「うーん、じゃあオレンジジュースあるかな?」 「オッケー、じゃあちょっと待って……と」 「どうしたの?」 「一緒に、行こうぜ」 目を離したら、無防備なこいつの事だ、あっという間に野郎に声をかけられる。 冗談じゃねぇ、こいつは俺の……女だ。 ゲームを終えた客からキューを受け取りながら、目の端で俺たちを見てにやっと笑ったジョージに“見てンじゃねぇよ”と手を振り立ち上がった。 その仕草に顔をむけたすずが軽く頭を下げて挨拶をすると、気遣わしげな目で覗き込んでくる。 「邪魔しちゃったかな」 「いや、どうせ今日はゲームになんなかったから」 「なんで」 「おまえに電話しようかとか、何て言おうかとか、そればっか考えてた」 「えへへ、なぁんだ一緒だったんだ」 「さっきの態度、酷かったよな俺。会いに来てくれたの嬉しくない訳じゃなくて、夜道は危ねぇしさ」 「わかってるって、心配してくれたのくらい」 「……すず」 こいつといると急に湧いてくる、こういう気持ちをどう表現すればいいのか……一年付き合ってもまだ慣れることが出来ない。 一週間ぶりの笑顔に安心した。 ずっと聴きたかった声も、耳に懐かしい。 繋いだ手から伝わる温かさも、変わってない。 こういう気持ちを、ああ言うんだろうな……。 「あれ? ……へぇ〜今日は彼女連れ」 突然、背後から掛けられた声に、バーに向かいかけてた足が固まった。 すずと会った事で浮かんだ気持ちが、急激に切り替えられる。 「……てめぇは」 「おっ、かーわいいね彼女」 視線をさえぎるようにすずの前に立ちふさがると、こないだのゲームの相手……俺がトーナメントに出る気になった原因がニヤニヤと笑った。 今日は酒はいってんのかよ、タチ悪ぃな。 「まぁこれだけカワイイ彼女いたら、ビリヤードは二の次になるのも無理ないよな」 「あぁ?」 「若い証拠じゃん? 女次第でむらが出るのは。あたしとビリヤードどっちが大事なの、とか言われてんだろ?」 こないだのゲーム後と、一字一句同じセリフにカッと頭に血が上る。 すずを馬鹿にするセリフをヘラヘラ笑いながら言う男の顔に、飛びそうになる拳を握り締めた。 「……ざけんな」 「この店さー、腕いいのいるって聞いたから通いはじめたけど……なんつーか期待はずれ。トーナメントも楽勝っぽいし。ま、お遊びでやってる分にはそれでいいんじゃねーの?」 「んだと!?」 「おっと、んな怖い顔すんなよ」 「……そのトーナメントだけどな、俺もエントリーしたんだよ。今のセリフ後悔させてやっから、首洗って待ってろ」 「へぇ〜〜〜」 相変わらずニヤついてる顔が、馬鹿にしたように間延びした声を出すと、俺の後ろにちらっと目をやってから鼻で笑った。 「結果みえてるから、辞退した方がいいんじゃないの」 「はっ、冗談じゃねぇ」 「熱いねぇ〜、じゃあ、せいぜい楽しみにしてるか。腑抜けたゲームなんかしてくれんなよ」 「言いたいことはそんだけか? だったら……とっとと消えろ」 「あぁ、そんじゃね、彼女さんも」 通り過ぎ様に、酒くさい息で覗き込んでいった横顔を睨み付けて、強張った拳をゆっくりと開いた。 ドクドクなる心臓の音と、BGMが一つになったみてぇだ。 詰めていた息を吐き出すと同時に、シャツの裾を引っ張られて振り向いた。 「イヤな場面みせちまったな」 裾から伸びるすずの腕が小刻みに震えていた。 「……怖かったか?」 御堂らと同居してた時も野郎同士の喧嘩を嫌がってたすずにとっては、さっきみたいな雰囲気は耐えられないに違いない。 「悪ぃな」 うつむいた顔が横に振られる。 「今の人、お友達?」 「はぁ?」 想像とは違う返事に、間抜けな声が漏れた。 「違うのね? そうか……さっきのトーナメントって話が、しばらく会えないの理由?」 「お、おぅ」 「で、それがイブの日なのねっ!?」 「あぁ」 「1週間後ね……麻生くんっ、絶対に優勝するわよ!」 「なっ……おまえ、いきなりどうしたんだよ」 「だって、さっきの人……麻生くんを馬鹿にするような事いってた。お遊びだなんて、許せない!」 握ったままの裾から伝わってくる震えが、どんどん大きくなりはじめた。 「すずが怒る事かよ!?」 「事だよっ! 麻生くんがどれだけビリヤードを好きか、真剣に考えてるか知ってるもん」 「それはまぁ、そうだけど」 さっきのヤツの言葉で俺がムカついたのは、俺自身を馬鹿にされたってよりは、おまえを……。 「あーもうっ、ジュース飲んでる場合じゃないよ、ジョージさんはどこ!?」 「あ、おいっ」 俺の声も耳に入らない様子で、ズンズン進んでいく背中を慌てて追いかける。 急な展開に戸惑いながらも、すずが俺のために怒ってくれたのが……すげー嬉しかった。 トーナメント表にキュッと赤い線を足して、ジョージが笑いながら振り向いた。 「カノジョ、いい女だね……っと、誤解するなよ?」 「わぁってるよ」 「一週間よろしくってお願いされた時はビックリしたけどねー」 あの後、ジョージを見つけたすずが興奮しながらジョージに詰め寄って、トーナメントまで仕事後もゲームに付き合う約束を取り付けた。 それで満足すると、自分はイブまで会わない電話もしないと宣言して、足音も荒く帰っていった。 「あいつのああいうパワーって、誰も止められねぇんだよな」 「いいコンビだよね」 「うっせーな」 「はっはっはー、テレないテレない」 ゲーム後の余韻で熱くなった体が、さらに熱くなる。 「来てただろ?」 表に向き直って、さりげなく聞いてくるジョージの手元を見つめた。 俺の名前を囲んで、その上にWINNERと大きく書き込んでいる。 ナインボールを落とした瞬間の歓声や、相手の苦々しげな顔が蘇って、ふつふつと興奮が湧き上がる。 「あぁ、あいつはバレてねーと思ってるみたいだけどな」 離れたところから、真剣な顔で手を握り締めて、ずっと見ていてくれた。 「だったら、さっさと迎えにいけよ」 「その前にさ、おまえに礼いっとこうと思って……サンキュな、ジョージ」 「ダチだから当然の事しただけさ、まぁ今度カノジョの友達紹介してよー」 「おまえの頭の中はそればっかかよ」 笑いながら突き出した拳を、笑い返しながら受け流して背中を叩かれた。 荒い挨拶にむせ返えりながら背を向けると、口元がニヤケそうになるのを堪えて、ポケットから携帯電話を引っ張り出す。 「すず、いまどこにいる?」 “あ、麻生くんっ……えっと家だよ” 「嘘つけ」 店内を見渡しながら探していると、電話越しにサイレンの音がかすかに聞こえてきた。 走り出しながらドアを開けると、少し先で隠れるように立っている姿を見つけてほっと息を吐く。 「ずっと応援してくれてただろ。マジで嬉しかった」 “……バレてた?” 「入って来た時からな。おまえの事はすぐに見つけられる」 “……麻生くん” 何かを感じたように振り向いたすずが、満面の笑みを浮かべる。 電話を切って駆け寄ると、その勢いのまま抱きしめた。 「麻生くんっ!? あ、あの……見られて」 「かまわねーよ、今はこうしてたい」 しばらく会わなかった分と、すずへの感謝を込めて、抱きしめる腕に力を入れた。 「おまえがさ彼女で本当に良かった。今日だって、おまえのお陰で勝てたようなもんだ」 「あっ、遅くなったけど、おめでとう!!」 「……サンキュ」 「でも、あたし何もしてないよ」 「すずが理解してくれてっから、俺はビリヤードできる。今日も、その、大事な日だってのに」 「それは、だって……」 「マジで感謝してる」 俺のために腹立ててくれたり、さりげなく気遣ってくれたり、大事に思われてるって……この数日で改めて思った。 こいつが俺を受け入れてくれた去年の今日よりも、すげー幸せでどうにかなりそうだ。 「すず、好きだ、愛してる」 自然と浮かんだ言葉に、口が勝手に動く。 驚いたまま脇で固まっていたすずの腕が、そっと背中に回されて抱きしめ返される。 「あたしも、あたしも麻生くんのこと愛してるよ」 囃し立てる口笛も、通りすぎ様に鳴らされるクラクションも、意識から締め出して……腕の中から伝わる鼓動や温かさに浸る。 こいつとなら一生付き合っていける。 最高の彼女で、最高のダチだ。 一年があっという間だったみてぇに、来年もこうして二人で気持ちを確かめ合ってるよな。 「そうだ……明日、遊園地いかねぇ?」 「え? 急にどうしたの」 驚いて見上げた顔の前に、無造作につっ込んだままの封筒を得意げに掲げた。 カードに挟まれた二枚の紙を引っ張り出す。 「副賞がペアチケットだったんだ。軍資金もゲットしたし、今日すっぽかした分の詫びもさ」 「そんなの気にしなくていいのに、でも嬉しいっ、行く行く!」 クリスマスプレゼントをどうしようかって考え出した頃に、トーナメントでゴタゴタしたから形のあるもんじゃねぇけど、こいつにはありきたりな物じゃなくて自分にしか贈れないやつを用意したかった。 優勝して、このチケットを手に入れたら、って思ってた。 「最高のクリスマスプレゼントだよ、ありがとう麻生くん」 そう言って笑うすずを、思わずまた抱きしめた。 |
あとがき
喧嘩しつつも仲良くやってる二人と
ビリヤードネタが好きなので融合させた話
クリスマスだってのに甘〜くありません
むぎよりジョージの方が出番多いんじゃないか?ってレベルですが
メリークリスマス!麻生×むぎ