1+2のハッピー・バースデー
ほんとに、面白い子だなぁ。 今まで僕の周りにいなかったタイプだとは、出会った瞬間から感じていたけど。 ……ここまで、とはね。 知れば知るほど、不思議になる。 すずは僕の方が不思議だって、なに考えてるのかわかんないって言うけどさ。 その言葉を今のすずに、そっくりそのままお返ししたい。 「……ない…………これも違う……違う」 ちょっと目を離すと、なにをするか想像もつかないんだから。 まさか自分の彼女が、やさがししている所を見るなんてね。 ほんと、すずって面白い。 いくら声を押し殺していても漏れてしまう笑いすら、すずの耳には入ってないんだろうな。 僕がドアを開けたことも、気がついてないんだから。 「おっかしいなぁ……あると思ったのに」 慌しく捲っているのが楽譜だと、すずがいる場所から見当がついた。 コソコソ探すくらいなら、僕に聞いてくれればいいのに。 すずの為なら、喜んで手伝うって知ってるじゃない。 もう長い付き合いなんだからさ。 相変わらず忙しく何かを探している、すぐ真後ろまで進んだのに、気配もわかってくれないなんて……。 「うーん……ここには無いのかな」 「なーにが?」 「ぎゃあぁっ」 fを何個重ねればいいのか判らないほどの大声と同時に、糸で引っ張られたようにすずの体が跳ねた。 「せせせ、瀬伊くんっ!?」 「はーい」 「び、ビックリさせないでよっ、急に」 「普通に声をかけただけでしょ? そ、れ、と、も・・・なにか疚しいこと」 「なっ、ないない! ただ、驚いただけ、あはははは」 「ふぅん」 大慌てで背中に隠したモノを覗き込もうとすると、僕の動きに合わせてすずも向きを変えた。 そんなに必死に隠したって、楽譜だってもうバレてるのに。 ずーっと見られていたこと、本当に気がついていないんだね。 僕はずっと、そう……もうずっと、すずだけを見てきたんだ。 すずに出会う前の僕なら信じられないことだけど、どこまでも真っ直ぐで、ひたむきで、一生懸命な姿を追い求めてきた。 すずの全てが僕を惹きつけるから。 たまに、こうして悪戯が暴走するとこもね。 「瀬伊くん?」 ふいに黙った僕をきょとんと見詰めて、どうしたのと言いたげに名を呟かれた。 間違いなく、今のすずは僕がどんな返事をするのかしか、考えていない。 くすっと、押し殺さなくても良くなった笑いが漏れる。 「つーかまえた」 「きゃ」 立ち尽くしているすずを腕の中に閉じ込める。 瞬く間に赤く染まった頬に、羽根のようなキスを落として……体が固まった隙に、背後に隠した物を取り上げた。 「ああっ」 「うわー、こんな古いのまだあったんだ。すず、これを探してたの」 「……う……あ、あの……そうっ、楽譜の整理をしとこうと思って」 「ここの棚には、もう使ってない楽譜をしまってあるだけだから、いまさら整理なんて必要ないんじゃない? 第一、量が多いと掃除が大変だからって、そうすることに決めたのはすずでしょ」 「あー、その、もう一度ちゃんとしておこう、かなー……と思って」 「すーず」 「はは、やっぱり必要なかったねー。あ、あたしっ……お茶淹れてくるっ」 するりと抜け出して、スリッパを鳴らしながら駆けて行くすずを見送ると、笑いがさらに胸を揺らした。 あんなに慌てて逃げ出さなくてもいいのに。 あれじゃ何か隠し事してますって、自分で言ってるようなものだってわかんないのかな? 「……そうだ」 手の中にあるバイエルをまじまじと見詰める。 ピアノをはじめたばかりの人のための教則本。 これをまだ持ってた事すら忘れていたのに、なんですずはこそこそ探していたんだろう。 その理由はわかんないけど、すずの事だから、僕には想像もできない考えがあって、それをまだ明かす気はないんだってことは良く分かった。 「おもしろーい」 ワクワクしてくる。 すずを好きになって、付き合うようになって、毎日が楽しくて仕方ない。 気まぐれな神様が、僕に遣わしてくれたプレゼント。 すずが現れたとき、誰も、自分でさえも信じられなくなっていた僕が、いまなら目に見えない存在を信じてあげてもいいかな? って思う程。 これは運命だと、定められていた必然だとすら思う。 運命、か。 浮かんだ調べがピアノへと僕を引きつけた。 ポーンと一つ鍵盤を叩いて、椅子に掛ける。 最初は三連符……重苦しいハ短調は、すずとの運命に似合わないから。 気ままにコードを変えながら、陽気で底抜けに明るいベートーベンを奏でていく。 アレグロ コン ブリオ、演奏記号そのまま生気に満ちた音が部屋中に溢れて、キラキラと輝きながら消えていく。 弾ける音符の数々が、僕の周りで踊っているのが目に見えるくらい。 いつからだろう? ピアノがこんなに楽しいと、また思えるようになったのは。 すずが引っ張り出してきたバイエルを前にしていた頃は、両親が褒めてくれるのが嬉しくて、ただそれだけでピアノを弾いていた。 それがあんな出来事を起こすなんて、子供の僕には想像もできなかった。 いっそ何もかも嫌いになれたら楽だったのに、そう思いながら一哉の家に住み始めて……すずと出会ったんだ。 「ふふっ」 思い出し笑いしちゃった。 息が詰まる男4人の暮らしに、ある日突然、飛び込んできたすず。 他人に興味なくして、干渉されるのがうっとうしかったのに、いつの間にか夕食は揃って食べるようになってたし、食べ終わったらすぐ部屋に引っ込まずに何かと話をするようになったこと、心の中で一番驚いていたのは僕。 いつの間にか、目を離せなくなってて。 からかいがいがある子、って……そうとだけ思っていたはずなのにね。 アイスやケーキだと口実をつけて、姿を追っていた。 すずの作るシフォンケーキはすごく美味しいから。 そういえば、お茶を淹れてくるっていってたっけ? すずの事だから、なにかお菓子も用意してくれるはず。 なにを言わなくても、当たり前のように、僕の好きなものをわかってくれる。 気持ちと連動して、音がますます飛び跳ねだした。 演奏会向けのかしこまった弾き方より、型にはまらない音楽を作り出すのが楽しい。 まるで、すずみたいだから。 ふと上げた視線の先、譜面台の中に、目を丸くして聴き入っているすずが映っていた。 まぁた、見られていることに気がついてないんでしょ。 声をかけないのは、さっきの僕と同じ理由? 無防備な姿を目にする事ができる、彼氏彼女の特権を楽しんでくれてると思ってもいい? すずが楽しんでいるなら邪魔できないね。 そのまま視線を逸らして、鍵盤に集中する。 風変わりな運命の第1楽章、最後の音から指を離すと、うねりが小さく静かに部屋に吸い込まれ始めた。 「すっごーい!」 かわりに部屋中に溢れたのは、ただ一人の観客の興奮。 「そんなに手を叩いたら、痛いんじゃない?」 「だって、すっごく感動したんだもんっ。いまのって、あの有名な曲でしょ? じゃじゃじゃじゃーーんって」 「そ。ベートーベンの交響曲第5番、運命、瀬伊くんバージョン」 「聴いた事あるフレーズなのに、ぜっんぜんイメージが変わってて、おもしろーい」 「すずを想いながら弾いたんだから、おもしろいのは当然」 「あ、それってどういう意味!?」 「さぁ? どういう意味だろうね」 頬をふくらませているすずに向かって、大きく腕を広げた。 「彼女にむかって面白いはないんじゃない? せめて……ユニークとか」 「それ似たような意味じゃない……ふふっ、自分で認めるんだ」 「うぅ」 赤くなったり青くなったり、百面相を続けるすずを腕の中に閉じ込める。 「女の子に対して、褒め言葉じゃないと思うんだけど」 小さな声で不満を漏らすすずを、膝の間に全身で閉じ込める。 「面白いってダメ? 僕にとっては最高の褒め言葉なんだけど」 「……それなら、いい」 機嫌をなおしたのか、垂れていた両腕がそっと肩にまわされた。 二人の距離が少し近づく。 だけど、残った僅かな距離さえ我慢できないのは仕方ないよね、こんなに好きなんだから。 「ね、もっと傍に来て」 「うん」 おずおずと膝の上に座ったすずが、はにかんで笑った。 感じる温もりが気持ちよくて、つられて笑ってしまう。 「えへへ……なんだか、ちょっと照れくさいね」 少しピンクに染まった頬と、照れて伏せられる睫、乾いた唇を湿らせようとするカワイイ舌先も、僕を煽るだけだってまだわかんない? 「……すーず」 「なに? 瀬伊くん」 「すずは“面白い”よりも、欲しい褒め言葉があるんでしょ?」 抱きしめる腕に力をこめながら、柔らかい髪に顔をうずめて囁いた。 「キレイ、とか……カワイイとか……そういうセリフは、夜まで我慢してくれる?」 「っな! せ、瀬伊くんっ」 「あ……ちぇっ」 腕を振りほどかれて、腕の中から温もりが逃げちゃった。 勢いよく立ち上がって、これ以上できないほど顔を赤くしているすずが面白くて、愛おしい。 「そ、そそ、そういうこと言う人には、ミルクティーあげないからっ」 パタパタと安全圏に駆け出しながら告げられた捨て台詞に、声をあげて笑ってしまう。 「瀬伊くんのバカッ。シフォンケーキも没収だからね」 「えー、すずのイジワル」 「どっちがよっ」 傍にいて飽きる事がない、僕のすず。 ああは言っても、リビングに座れば僕好みの甘さに淹れられたミルクティーと、柔らかくてしっとりしたシフォンケーキを用意してくれるのは、今までの付き合いでわかってるのに。 わざわざ宣言するんだから面白いの。 「生クリームもつけてねー」 音を立てずに鍵盤の蓋を閉じて、陽気な運命をハミングしながら後を追った。 「すーず?」 「ん……なに」 「さっきから呼んでるのに、ちっとも気がついてくれないんだから。今日はいつもより変じゃない?」 「うん」 やっぱり、変。 いつものすずなら・・・変って何よ!? って顔色変えて怒るのに。 朝からずっとこの調子なんだから。 「ねぇ、ほんとにどうしちゃったのさ。すずの調子がでないと、僕までおかしくなっちゃう」 「そっか、大変だね」 「……もー」 今日は僕の誕生日だっていうのに、どこか上の空でご馳走を作り続けるすずは、僕を寄せ付けない。 ……ふぅん、だったら。 「あっ、ダメだってば」 ちぇ……つまみ食いはすぐに気がつくんだから。 「もうちょっとで完成するから、いい子にしてて。あ、そうだピアノでも弾いて待っててよ」 「つまんなーい」 「だって瀬伊くん、さっきから邪魔ばっかりするんだもん! あとはスープで終わりだから、ほんとにもう少しなの、ねっお願い」 「……はぁい」 僕をこんな扱いできるの、すずくらいだよ。 あの一哉でさえ、彼女のこういう有無を言わせないところに、勝てなかったもんね。 おあずけをくらってしぶしぶピアノへ向かいながら、じわじわと気持ちを覆い始める暗雲に沈みこんだ。 「……暗い音」 どんなに明るい曲を弾いても、ピアノからは沈んだ音しか出なかった。 弾いてる僕がつまらないんだから、ピアノのせいじゃないけどさ。 「あーあ」 いまさら誕生日パーティーって歳でもないけど、すずが祝ってくれるこの日をずっと楽しみにしてたんだ。 すずだってこないだまで、“どんなケーキがいい?”とか“料理は期待しててね”って、すごく楽しそうだったのに。 あの日からかも、すずの様子がどんどんおかしくなりはじめたの。 からかい過ぎたことを根に持ってる? 「うーん」 けど、そのあと一緒にミルクティー飲んでシフォンケーキを食べて、ちゃんと仲直りしたじゃない。 それとも他に何か理由がある? あれから怒らせるような事していと思うんだけど。 すずって不思議。 単純なようで、ときどきすごく複雑になる。 そういう時は大抵、突拍子もない考えをしてるときだけど、今日のすずが何を考えているのか僕にはわからない。 「あっ」 僕らしくもない……こんな単純なミス。 重苦しいラ・カンパネラを途中で止めると、ため息をついて鍵盤を閉じた。 そのまま寄りかかって、ひんやりと冷たい黒に頬をつける。 キッチンからは食器がぶつかる音が響くと同時に、食欲を刺激する匂いが漂ってきているのに、心は相変わらず沈みこんでる。 すずが僕の存在を閉ざしたみたいで、すごく苦い気持ちになっていく。 ダメだな……すずを好きになればなる程、些細な事に揺れちゃうんだから。 「瀬伊くん、おまたせ」 伏せた視線の先に、スリッパのつま先が静かに滑り込んだ。 艶のある屋根に、逆さまになったすずの不安そうな顔が映っている。 不安なのは、僕の方なのに。 「なに」 「ごめんね、怒ってる?」 「ううん、ぜーんぜん」 「あの、ね。用意できたから、瀬伊くんの誕生日パーティーはじめよ?」 「ん」 すっかり体温が移ってしまったピアノに手をついて立ち上がると、怒っているわけじゃないと安心させるように微笑んで向かった。 「おいしそーな匂い。僕もうお腹ぺこぺこ、すずったら味見もさせてくれないんだもん」 「それは……っ! 瀬伊くんの好きにさせてたら無くなっちゃうじゃない」 あ、ちょっといつもの調子もどってきた? それだけでほっとするなんて、今の心の中を誰かにみせたら大笑いされそう。 「だって、すずの料理おいしいから。僕、もう他の人が作った料理食べられなくなっちゃった。責任とってね」 「えっ、と……それって、どういう意味かな」 「さぁ、どうだろ」 意味なんて、すずが好きなように考えてよ。 きっとそれで合ってるから。 不思議……沈んでいた気持ちは、跡形もなく消えていた。 「ケーキも楽しみだなぁ」 すずの脇まで進んで、当たり前の仕草、腕をとる。 そのまま、いつもなら極自然と二人同じ方向に進むのに、ふと押し戻される感覚に首をかしげた。 「どうしたの?」 やっぱりまだ変? 用意できたって呼びにきたのは、すずなのに。 「そのまえに、あたしからのプレゼントがあるの」 「プレゼント? それって料理とケーキじゃなかった」 「ううん、こっち」 ついさっきまで座っていた椅子へ背中を押される。 「ここに座ればいいの?」 「うんっ。あ、もう少し詰めてもらっていいかな」 「はい、どうぞ」 まるでこれから連弾するみたいな位置に、プレゼントの内容はますますわからなくなった。 呼吸の音さえ伝わる距離で、えへへと僕の大好きなすずの笑い声がする。 「じゃあ、いきます」 す、っと大きく息を吸う音が耳の中でこだました。 何かを探してさまよう指が、一つの鍵盤の上でぴたりと止まって、意を決したのかゆっくり下ろされていく。 「……ハッピー、バースデー……」 たどたどしい人差し指だけのハッピーバースデー。 時々、次の音を見失って、答えが浮かび上がるのを期待するかのように鍵盤を睨みつけて、それでも弾くのを止めないすずは……。 「ハッピー…………バースデー、ディーア……せーいくーん」 すごく面白い。 まるではじめてピアノにむかう子供が音遊びしてるみたい。 どうしたらキレイな音がでるのか、どうしたら音が繋がって曲になるのか、……どうしたら聴いてる人が喜んでくれるのか。 ……ふっと、ピアノの向こうに両親の姿が見えた気がした。 いまの両親よりも、もっと若い頃……僕がはじめてピアノに向かった頃の。 ピアニストとしての僕が生まれた日の光景。 あぁ、そっか。 もつれていた糸が解けていく感覚。 真剣そのもののすずの横顔と、弾く事に一生懸命で単語で切れる歌が、胸を熱くした。 音楽に興奮するって、こういうことなんだ。 バイエルもまだ弾けそうにない技術でも、いま綴られている音楽は……世界中で一番、誰にもまねのできない最高の音楽。 「ハッピ……あ、ハッピーバースデー、トゥーユー」 最後の一音が、防音を施した部屋にあっという間に消えてしまう。 代わりに、一仕事終えた安堵なんだろう、長い長いため息が隣から伝わってきた。 「ちょっと間違えちゃった……あたしにしては頑張ったと思うんだけど、どうかな」 そっか、きっと、すずがこないだ楽譜を漁っていたのは今日この日のため……僕のためだったんだね。 ……だから僕に内緒で。 驚かせようと一生懸命、練習してる光景が浮かぶくらい。 「瀬伊くん……? ……あ、もちろん瀬伊くんのレベルに比べたら、笑っちゃうくらいなのはわかってるよ? でも、瀬伊くんなにが一番好きなのか考えたら、これしか思いつかなくて」 「ううん、すごく感動した」 そんな言い訳みたいに喋らないで。 言葉がでなかったのは、なにも言えなかっただけなんだから。 この気持ちをどんな言葉で表現すればいいのか、わからなかっただけだよ。 「ありがと、最高のプレゼント」 やっぱり、こんな言葉じゃなにも伝えられない。 様子を伺うすずを、きつくきつく腕の中に閉じ込める。 嬉しそうに笑うすずの声が耳をくすぐった。 「いつの間に? ……すずがピアノ弾いてるとこも音も、わかんなかった」 「だってここで弾いてたら、すぐにバレちゃうじゃない。だから紙に鍵盤かいて、あとは楽器屋さんでこっそり」 「ふふっ、験し弾きのふりして?」 「最初はそうだったんだけど、店員さんにすぐ見つかっちゃって……理由を話したら少しならどうぞって……あ、あとでお礼言いにいかなきゃ、瀬伊く……彼もすごく喜んでくれましたって」 「僕も一緒に行きたいな、すず並みにお人よしな店員さんがいるお店なんて、貴重だよ」 「……さりげなく馬鹿にされてる気がする」 完璧にいつものすずだ。 からかうとすぐ真に受けて面白い……僕の彼女。 「ねぇ、料理って冷めても大丈夫だよね」 「うん、あっためなおせば平気」 「じゃあ、もう1回きかせて欲しいな……今度は僕が伴奏するから、ダメ?」 「ううん、もっちろん」 アンコールを受けたピアニストは、最高の笑顔で答えてくれた。 「はじめるよ」 人差し指がタクトのように振られる。 「いつでもどうぞ」 すずが誕生日を祝ってくれる最高の音楽に浸りながら、笑いあって喜びあって連弾をくり返した。 |
あとがき
さん、はいっ
ハッピーバースデートゥーユー
ハッピーバースデートゥーユー
ハッピーバースデー ディーア 瀬ー伊ー
ハッピーバースデートゥーユー
わー、パチパチパチ!
甘い話を目指して頑張った、頑張ったよ猫百匹
書いてる途中でアダルティックな方向にいきそうになったけど、頑張って軌道修正したよ
瀬伊ってば気まぐれ妖精さんなんだから、んもう(笑)
タイトルの『1+2』の意味は、連弾してる時の指の数
なにはともあれ
誕生日おめでとう、瀬伊!!